ジェームズの地元にある、地元の女性達が活躍している団体、そしてそのプロジェクトの紹介をここでさせていただく。
1. WAMAHU設立とその意義
WAMAHUとはWanawake Maendeleo na Huduma(Women, Development and Services)の略称である。1996年11月に6人の女性がこの団体を設立した。今日この団体には15人の女性が属している。団体の設立のきっかけとなったのは設立の1ヶ月前にGRAFCAと呼ばれるダルエスサラームから来た女性ジャーナリストによって行われたワークショップだった。そのワークショップの内容は地域開発におけるビジネスにおいてのコミュニケーションとネットワーキングの重要性だった。それから彼女達はお互いに協力しながら彼女達自身の生活水準を改善させるため、そして周りの地域にもサービスを提供する事によってその協力をし始めた。1999年に地方自治体レベルの活動と認められ、ムイカで活動をしていた。 WAMAHUは2002年には18,702人の人々を対象に活動しており、食糧、住居、ヘルスケア、教育などの日常生活に最低限必要なものを供給することですばらしい実績を残している。この優秀な評価と活動の範囲をさらに広げようとする熱意が認められ、WAMAHUはCBO (Community Based Organization)に認定された。MJ/MDC/06122010, in year 2010.
収入源
最初は入団金とメンバーの寄付。
そして農業や動物保護、そして裁縫などのビジネスを開始。
これらのビジネスは決して利益を求めるものではなく、彼女達の活動に必要な分だけ。
2000年から孤児院を開設。2001年から7年間ドイツの団体が資金をていきょうしてくれていたが、今はもうなくなり、孤児院は未だ運営しているものの、資金的に厳しい状況にある。
WAMAHUの業績:
☆収入の向上を目的としたプロジェクト
• 豚と牛の保護
• 孤児のための裁縫のワークショップや授業
• テーブルマットをつくる事
• バティキの染め方や服の装飾
• いろいろな食糧の売買 トウモロコシや豆など
☆地域の人々に対してのサービスの提供
• 288人の孤児へ
• 29人の高齢者へ
• 64人の病人へのヘルスケアサポート
☆多種多類のセミナーを地域の人々へ
• 思春期の子供の成長に伴う変化について
• 団体設立の基礎的な知識、規則の書き方
• ファミリープランニング
• HIV/AIDSやその他の性病について
• アルコールと薬物の影響
2.これからのWAMAHU
・ビジョン
女性団体の代表として、地域の女性や貧しい人々を援助する事。
・ミッション
ワマフのミッションは、地域住民の育成や教育を促進すること、そして小規模のビジネスに投資をすることで資本発展を目指す一方で貧困層の人々へサービスを提供することである。
3.目標と目的
• いろいろな小規模のプロジェクトを実施したりサービスを提供し、WAMAHUのメンバーや、地域の人々の生活水準向上に努める
• 地域の女性に教育やトレーニングを受ける機会を与え、彼女達の生活に変化を与え、貧困と闘うために協力し合えるようにする
• 以下の課題について若者に教育する
➢ 思春期の体などの変化への理解
➢ 個々に合った時間の的確な使い方、タイムマネージメント
➢ 薬物乱用とアルコール中毒の影響
➢ 協力の精神や団結力を持たせるためのグループ形成を手助けする
• 孤児、未亡人、高齢者、病人へのおのおのに適したサービスを提供する
4.今日の課題
• 事務所の欠如
• 乏しいテクノロジーや備品の欠如、以下が必要と思われるもの
➢ 学生のためのミシン
➢ 農業の規模を拡大させるためのトラクター
➢ 記録やセミナーの準備を効率的にこなすためのコンピュータ
• WAMAHUの援助の需要が急激に伸びているので規模を拡大せざるを得ない状況だ。たくさんの人がそれぞれ違った援助を必要としている。
例えば:
➢ 孤児
現在彼女達の地域に約350人の孤児が学校へ行くためのサポートを必要としている。学費、制服、ペン、鉛筆、定規、問題集、鞄、その他、学校の設備費などが必要だ。
➢ 高齢者
60名ほどの高齢者が修理を要する家で生活している。家を修理するのに必要なものや、日々の生活に必要なもの、例えば、毛布や、マットレス、シーツ、なども必要とされている。栄養バランスを考えた食事をとるためのアドバイスやカウンセリングも必要だ。援助が必要な状況にも関わらず、誰も助けてくれないと、高齢者は困っているようだ。
➢ アルコール中毒者、薬物乱用者
生活環境が向上しないまま、薬物やアルコールの力を借りる若者が急増しているようだ。この状況を改善させるためにしっかりとした知識が必要だ。そのための教育も不可欠である。
➢ HIV/AIDSやその他の性病に関する教育
WAMAHUは小学校のときにHIV/AIDSやその他の性病に関する知識をつけるべきだと考え、現在10校で実施しようと計画している。若者への教育に力を入れたいと考えており、実際に若者の学校へ出向いて、性病についての教育をする事で、たくさんの若者がHIV/AIDSやその他の性病に関する知識をつける事ができるだろう。
そのために教科書、チョーク、ダスター、ペンなど備品が必要だ。
以下、予算
1. BUDGET
Orphans
School fees and other contributions 5,000,000.00
Uniform 10,000,000.00
School equipment (pen, exercise books, pencils etc) 1,460,000.00
Food 24,150,000.00
Sewing machines 1,300,000.00
Geriatrics
Blankets 600,000.00
Food 2,550,000.00
Clothes 500,000.00
Equipments to repair their houses 2,680,000.00
Mattresses 1,000,000.00
Office equipments
Laptop 1,000,000.00
Stationeries 620,000.00
Books 566,000.00
_____________
Total 51,426,000.00
1. WAMAHU設立とその意義
WAMAHUとはWanawake Maendeleo na Huduma(Women, Development and Services)の略称である。1996年11月に6人の女性がこの団体を設立した。今日この団体には15人の女性が属している。団体の設立のきっかけとなったのは設立の1ヶ月前にGRAFCAと呼ばれるダルエスサラームから来た女性ジャーナリストによって行われたワークショップだった。そのワークショップの内容は地域開発におけるビジネスにおいてのコミュニケーションとネットワーキングの重要性だった。それから彼女達はお互いに協力しながら彼女達自身の生活水準を改善させるため、そして周りの地域にもサービスを提供する事によってその協力をし始めた。1999年に地方自治体レベルの活動と認められ、ムイカで活動をしていた。 WAMAHUは2002年には18,702人の人々を対象に活動しており、食糧、住居、ヘルスケア、教育などの日常生活に最低限必要なものを供給することですばらしい実績を残している。この優秀な評価と活動の範囲をさらに広げようとする熱意が認められ、WAMAHUはCBO (Community Based Organization)に認定された。MJ/MDC/06122010, in year 2010.
ママ達 |
最初は入団金とメンバーの寄付。
そして農業や動物保護、そして裁縫などのビジネスを開始。
これらのビジネスは決して利益を求めるものではなく、彼女達の活動に必要な分だけ。
2000年から孤児院を開設。2001年から7年間ドイツの団体が資金をていきょうしてくれていたが、今はもうなくなり、孤児院は未だ運営しているものの、資金的に厳しい状況にある。
ママ達の手作り |
WAMAHUの業績:
☆収入の向上を目的としたプロジェクト
• 豚と牛の保護
• 孤児のための裁縫のワークショップや授業
• テーブルマットをつくる事
• バティキの染め方や服の装飾
• いろいろな食糧の売買 トウモロコシや豆など
☆地域の人々に対してのサービスの提供
• 288人の孤児へ
• 29人の高齢者へ
• 64人の病人へのヘルスケアサポート
☆多種多類のセミナーを地域の人々へ
• 思春期の子供の成長に伴う変化について
• 団体設立の基礎的な知識、規則の書き方
• ファミリープランニング
• HIV/AIDSやその他の性病について
• アルコールと薬物の影響
2.これからのWAMAHU
・ビジョン
女性団体の代表として、地域の女性や貧しい人々を援助する事。
・ミッション
ワマフのミッションは、地域住民の育成や教育を促進すること、そして小規模のビジネスに投資をすることで資本発展を目指す一方で貧困層の人々へサービスを提供することである。
3.目標と目的
• いろいろな小規模のプロジェクトを実施したりサービスを提供し、WAMAHUのメンバーや、地域の人々の生活水準向上に努める
• 地域の女性に教育やトレーニングを受ける機会を与え、彼女達の生活に変化を与え、貧困と闘うために協力し合えるようにする
• 以下の課題について若者に教育する
➢ 思春期の体などの変化への理解
➢ 個々に合った時間の的確な使い方、タイムマネージメント
➢ 薬物乱用とアルコール中毒の影響
➢ 協力の精神や団結力を持たせるためのグループ形成を手助けする
• 孤児、未亡人、高齢者、病人へのおのおのに適したサービスを提供する
4.今日の課題
• 事務所の欠如
• 乏しいテクノロジーや備品の欠如、以下が必要と思われるもの
➢ 学生のためのミシン
➢ 農業の規模を拡大させるためのトラクター
➢ 記録やセミナーの準備を効率的にこなすためのコンピュータ
• WAMAHUの援助の需要が急激に伸びているので規模を拡大せざるを得ない状況だ。たくさんの人がそれぞれ違った援助を必要としている。
例えば:
➢ 孤児
現在彼女達の地域に約350人の孤児が学校へ行くためのサポートを必要としている。学費、制服、ペン、鉛筆、定規、問題集、鞄、その他、学校の設備費などが必要だ。
➢ 高齢者
60名ほどの高齢者が修理を要する家で生活している。家を修理するのに必要なものや、日々の生活に必要なもの、例えば、毛布や、マットレス、シーツ、なども必要とされている。栄養バランスを考えた食事をとるためのアドバイスやカウンセリングも必要だ。援助が必要な状況にも関わらず、誰も助けてくれないと、高齢者は困っているようだ。
➢ アルコール中毒者、薬物乱用者
生活環境が向上しないまま、薬物やアルコールの力を借りる若者が急増しているようだ。この状況を改善させるためにしっかりとした知識が必要だ。そのための教育も不可欠である。
➢ HIV/AIDSやその他の性病に関する教育
WAMAHUは小学校のときにHIV/AIDSやその他の性病に関する知識をつけるべきだと考え、現在10校で実施しようと計画している。若者への教育に力を入れたいと考えており、実際に若者の学校へ出向いて、性病についての教育をする事で、たくさんの若者がHIV/AIDSやその他の性病に関する知識をつける事ができるだろう。
そのために教科書、チョーク、ダスター、ペンなど備品が必要だ。
以下、予算
1. BUDGET
Orphans
School fees and other contributions 5,000,000.00
Uniform 10,000,000.00
School equipment (pen, exercise books, pencils etc) 1,460,000.00
Food 24,150,000.00
Sewing machines 1,300,000.00
Geriatrics
Blankets 600,000.00
Food 2,550,000.00
Clothes 500,000.00
Equipments to repair their houses 2,680,000.00
Mattresses 1,000,000.00
Office equipments
Laptop 1,000,000.00
Stationeries 620,000.00
Books 566,000.00
_____________
Total 51,426,000.00